ナチス軍とサッカーで戦ったFCディナモ・キエフ

1942年に、忘れてはいけない歴史的なサッカーの試合がありました。
当時ウクライナのキエフは、ナチス・ドイツ軍の侵攻で町を占領されていました。
もちろん、サッカーの国内リーグは中断されました。
FCディナモ・キエフの選手たちもサッカーを離れ、強制労働に従事していたそうです。

そんな中、休み時間にサッカーに興じるFCディナモ・キエフの選手たちに対して、
枢軸国のメンバーから試合の提案があります。
占領下で弱い立場にあったFCディナモ・キエフは、試合に負けたほうが良かったのです。
もし勝ってしまったら、余計にひどい目にあわされるかもしれません。

でも、枢軸国の複数のチームと対戦した結果、FCディナモ・キエフは勝利をおさめます。
試合をそっと見守っていたキエフの市民たちは胸のすく思いをしたことでしょう。
面白くない枢軸国側は、最強を誇るドイツの空軍チームとの試合もセッティングするのです。

もしも枢軸国側が負けるようなことがあったらキエフの選手たちは収容所行きだと
事前に脅かされていたようです。
でも、だからといってサッカーに手を抜くことができず、2試合とも勝利します。

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